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 在日米海軍司令官に就任したブライアン・フォート少将が19日、長崎県佐世保市の朝長則男市長を表敬訪問した。日米合同委員会での合意から8年経っても進展しない前畑弾薬庫の移転・返還などの市の要望に対し、少将は「国同士で解決する問題だが、(私としても)佐世保にどういう課題があるかの認識を持てた」と述べた。

 フォート少将は10日付で着任。会談は冒頭以外は非公開で行われた。

 同席した市基地政策局によると、朝長市長は①5月に佐世保基地の外で、持ち出した拳銃で米兵が自殺をした事件や日本人警備員が銃を携行させられた問題の原因究明②前畑弾薬庫の移転③(2001年の同時多発テロ以前はされていた)原子力潜水艦の入港24時間前の公表④原潜からの放射能漏れを想定した住民避難訓練への米海軍の参加を要請した。

 市基地政策局は「新司令官と共通認識を持てたのは収穫」とした。(原口晋也)