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 子宮頸(けい)がんワクチン接種後の健康被害を訴える女性が国と製薬会社に損害賠償を求めている集団訴訟で19日、12人が新たに東京、大阪の両地裁に提訴した。1人あたり1500万円の慰謝料を求めている。弁護団によると、原告は名古屋、福岡の両地裁を含め、全国で計132人になった。

 今回提訴したのは18~25歳の女性で、東京地裁が9人、大阪地裁が3人。東京訴訟に加わった北海道江差町の宮森未琴さん(19)は会見で、中学1年時の接種で頭痛やめまいに見舞われるようになったと説明。看護師の夢を諦め、昨年に就職して一人暮らしを始めたものの、体調不良を理由に半年で実家に戻ったという。「学生時代は返ってこない。せめて私たちの症状を副反応と認めて、治療法を研究してほしい」と語った。(新屋絵理)