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 京都府警は19日、京都アニメーション側から昨年10月、同社ホームページに殺害を予告する書き込みがあったとして被害届を受け、威力業務妨害の疑いで捜査していたことを明らかにした。ネット上の住所といわれる発信元のIPアドレスなどを捜査していたが、容疑者の特定には至らなかったという。

 同社の八田英明社長は19日午後、京都府宇治市の本社近くで報道陣の取材に応じ、「脅迫メールを受け取り、宇治署に連絡して対応した」と説明。「監督が気に入らない」「表現がだめだ」といった内容の書き込みが複数回あり、いずれも匿名だった。宇治署に相談し、警察官による巡回の強化を依頼。防犯カメラの設置などを進めたという。

 八田社長は「(放火事件は)本当に青天のへきれきだった。信じられない。良い作品を世界に出していきたい、というのが会社の理念。何があったのかわからないが、慚愧(ざんき)にたえない」と言葉を詰まらせた。

 京都府警捜査1課の西山亮二課長は19日の会見で「殺害予告と青葉真司容疑者との関連はわかっていない」と説明した。