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 旧民進党に源流を持つ立憲民主、国民民主の両党が議席を争った福岡選挙区(改選数3)では、立憲現職の野田国義氏(61)が再選した。当選確実が報じられると、福岡市博多区の事務所で支援者たちと万歳し、満面の笑みで花束を受けとった。

 両党県連は当初、候補者調整を行ったが、他の選挙区での対立や比例票の底上げ戦略もあり、国民の党本部が対立候補擁立に踏み切った。連合などの支持基盤が二分される苦しい選挙戦となったが、現職の知名度を生かして乗り切った。「(安倍政権の)忖度(そんたく)、捏造(ねつぞう)、隠蔽(いんぺい)の政治は危うい。民主主義が壊されるということで、(私に)期待していただいたと思う」と話した。

 一方、国民新顔の春田久美子氏(52)は擁立の遅れもあり、落選した。両党にしこりが残れば、次の衆院選での候補者調整など連携に影響する可能性がある。