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 1969年7月20日(日本時間同21日)、人類が初めて月に立った。日本のお茶の間にもその様子はテレビで届けられ、視聴率は65%を記録した。半世紀の時を経て、月面着陸の瞬間などを記録したマスターテープが米国で売りに出された。そのお値段は――。

 競売大手・サザビーズを通じて売り出されたのは、3本のビデオテープ。計2時間24分で、同社によると「唯一現存するもの」という。アポロ11号の船長で米国の宇宙飛行士、ニール・アームストロングさんが「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」という名言を残したり、月に米国旗を立てたりする様子が映っている。

 同社によると、テープは米航空宇宙局(NASA)でインターンをしていたゲイリー・ジョージさんが1976年、政府の払い下げオークションで217・77ドルで購入した1150本のテープの中に紛れ込んでいたという。

 当時、1本の新品テープは260ドル程度。ジョージさんは地元テレビ局に中古品として売って利ざやを稼ごうと考えていた。

 だが、父親が「APOLLO1…

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