[PR]

(20日、高校野球山形大会 山形工11―6米沢中央)

 4番打者だが、次打者につなぐことが使命――。山形工の横山知樹選手(3年)が4打席連続安打を放ち、チームの17年ぶりの4強進出に貢献した。「緊張より楽しさが勝った」と雨の中の試合を振り返った。

 2回戦の長井戦で、打撃に手応えを感じたという。様々な打球を打ち分けられるようにと、重心を高くした打撃フォームで練習を続けた成果が出てきた。

 米沢中央のエースは横手投げ、下手投げからの多彩な球種が持ち味。変化球にも直球にも食らいついて振り抜いた。安打で出塁するたび、5番打者の榊原直弥選手(2年)も安打で続き、好機を広げた。「堂々と動じず焦らずバッティングしてくれた」と後輩をたたえる。

 準決勝では第1シードの鶴岡東と対戦する。「強いチームだと思う。単打でなんとかつなぎたい」と気を引き締めた。(川野由起)