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(21日、高校野球沖縄大会 沖縄尚学8―7興南)

 延長十三回、沖縄尚学の比嘉が打席で驚いた。興南の好左腕、宮城大は200球以上投げているのに変化球が切れている。「だけど諦めたら終わり」。直球に振り遅れながらも左前安打。この2死からの一打は効果があった。安打と四球で満塁。主将の水谷の押し出し四球で勝ち越しだ。

 六回の同点スクイズ後、抑え込まれ、延長十二回に吉里の2点三塁打が出ながら、その裏に追いつかれている。厳しい展開だった。

 今回はノーシード。3回戦で昨秋、無安打無得点試合を喫した沖縄水産を破り、上げ潮に乗った。興南との決勝対決は、比嘉監督が選手時代の1999年以来。監督は「最後の水谷の場面は抑える、打つで決着をつけたかったが。宮城君から8点を取ったことを自信に変えていきたい」。(隈部康弘)