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(21日、高校野球栃木大会 佐野日大12―2真岡工)

 「ドカベン」こと真岡工の山内貴広選手(3年)が大会屈指の佐野日大の二枚看板から、それぞれ適時打を放ち意地を見せた。

 三回は佐野日大の松倉亮太投手(3年)の直球、五回には二番手の松本翔大投手(3年)のカーブを見事に打ち返した。

 五回、打席に入る前に小学校からの親友水沼真伸主将(3年)が「高校最後の打席になるかもしれないから、ホームラン打ってこいよ。自分のスイングをしてこい」と声をかけてきた。

 2人は家も近所。「一緒に真岡工でやろう」と入学した仲だ。「ずっと一緒にいて支えてくれた。あいつの言葉があったから最後に打てました。ありがとう」。山内選手は目を赤くしながら感謝を伝えた。(平賀拓史)