星稜・奥川、初登板で158キロ? 2回投げて6奪三振

[PR]

(21日、高校野球石川大会 星稜12―0金沢大付)

 石川大会3回戦で、星稜のプロ注目右腕・奥川が初登板。直球とスライダーを織り交ぜ、2回をパーフェクト、6者連続三振と好発進を切った。

 金沢大付に9点をリードした四回表。奥川の名前がコールされると、球場がどよめいた。先頭打者を三振とし、迎えた3番打者相手に渾身(こんしん)の直球を投げ込むと、球場のスピードガンは158キロを表示。この日一番の歓声が起きた。

 これまでの自己最速151キロを大きく上回る球速に、奥川は「機械が壊れてます」と笑ったが、ネット裏のプロのスカウトのスピードガンは153キロだったという。公式戦での登板は、6月上旬に富山市であった北信越大会の決勝以来。「感覚良く投げられた。長いイニングも投げられるように、しっかり調整していきたい」と話した。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません