福井)参院選再選の滝波氏 北陸新幹線整備に改めて決意

堀川敬部
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 参院選福井選挙区で再選した自民現職の滝波宏文氏(47)が22日、福井県庁で記者会見し、2期目に向けての抱負を語った。北陸新幹線の敦賀以西や中部縦貫自動車道などのインフラ整備に引き続き全力で取り組む決意を改めて強調した。

 滝波氏は北陸新幹線について「太平洋側のバックアップ新幹線になってこそ、ふるさと福井が活性化できる大きなチャンスになる」と指摘し、「官民が協力して大阪につなぐ機運を醸成していきたい」と述べた。

 また、福井選挙区の投票率が47・64%で過去最低となったことについては「大変残念で、自分でも何かできなかったかという思いがある」としたうえで、「国全体の投票率も低かった。福井県的なものと全国的なものの組み合わせで出た現象かと思う」と話した。

 一方、与党や日本維新の会などの「改憲勢力」が憲法改正の国会発議に必要な「3分の2」に届かなかった結果について、選挙戦で参院選の合区解消を中心に憲法改正の必要性を説いてきたことを振り返りながら「3分の2を切って残念だが、今後の国会内外の議論を通じて、私なりに声を上げていきたい」と語った。(堀川敬部)

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