国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン、加盟171カ国)の天野之弥(あまの・ゆきや)事務局長が、18日に死去した。72歳だった。IAEAが22日、発表した。死因は明らかにしていない。健康への不安から、IAEAの意思決定機関である理事会(35カ国)に任期途中で辞任する意向を伝えていた。主要国際機関のトップを経験する数少ない日本人の一人だった。

 IAEAは約2500人の職員を抱え、「核の番人」と呼ばれる。査察などによって原子力の軍事転用を防ぐことが主な役割だ。

 IAEAによると、21日に家族から死去の連絡を受け、家族葬が行われるのを待って公表した。

 外務省出身で、軍縮不拡散・科…

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