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 台湾の税関当局は22日、蔡英文(ツァイインウェン)総統の外遊に同行した警備担当の職員が約600万台湾ドル(約2千万円)分の免税のたばこを購入して、台湾に持ち込もうとしていたと発表した。空港のVIP用の経路を使って運び込もうとしたところを差し押さえたという。

 職員は蔡氏と共に中米カリブ海や米国を訪問し、22日、台湾の桃園空港に戻ってきた。台湾メディアによると、職員は出発前の7月初めに航空会社の幹部を通じて9800カートンの免税たばこの購入を申し込み、戻った際に空港で受け取る計画だった。

 荷物は貨物を積む車両5台分あり、総統ら関係者の車列と共に空港を出る算段だったという。税関当局は、目的やほかの職員らの組織的関与などについて調べる。(台北=西本秀