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 内戦が続くシリアの北西部イドリブ県南部で22日、アサド政権軍を支援するロシアの空爆により子ども2人を含む市民19人が死亡した。反体制派の在英NGO「シリア人権監視団」が発表した。多数のけが人も出ており、犠牲者が増える可能性もある。

 監視団によると、22日朝、イドリブ県南部マーレトヌーマンの市場が爆撃を受けた。ロイター通信などによると、ロシア国防省はこの地域で空爆は実施していないと否定している。

 イドリブ県は反体制派の最後の大規模拠点で、アサド政権軍側に包囲されている。昨年9月にロシアと反体制派を支援するトルコが非武装地帯を設置することで合意したが、今年4月末から政権軍側による空爆や爆撃が激しさを増している。(イスタンブール=其山史晃)