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 第101回全国高校野球選手権岩手大会は24日、県営野球場で準決勝2試合が行われる。午前10時からの第1試合は連覇をめざす花巻東と、36年ぶりの甲子園を狙う黒沢尻工が激突。午後0時半からの第2試合はいずれもノーシードから勝ち上がった一関工と大船渡の公立対決だ。

 花巻東は安定した攻撃力で着実に得点を重ねてきた。勝負強さも光り初戦では逆転勝ちを収めた。大会中に投球フォームを修正した主戦西舘勇陽投手(3年)は150キロ近い直球を軸に、準々決勝では3失点で完投した。

 黒沢尻工の石塚綜一郎選手(3年)は、低めに変化球を集める投球で要所を抑える。高校通算40本目の本塁打まであと1本に迫る。3回戦から試合に出始めた高橋空汰(こうた)選手(3年)は下位打線ながら9打数6安打3打点と当たっている。

 一関工は着実に塁を進める攻撃が持ち味。15打数5安打の2番石川聖人主将(3年)は、犠打も3本決め好機を広げてきた。21イニング登板の金子慎悟投手(3年)は制球力をいかし打たせて取り、被安打13の好投を見せてきた。

 大船渡は剛腕佐々木朗希投手(3年)を全員野球で支える。及川恵介捕手(3年)は好リードで投手陣を引っ張り、1番打者として打率6割超えも記録。打率4割超の2番熊谷温人選手(3年)と共に、上位打線として攻撃の起点を作る。(御船紗子)