[PR]

 第101回全国高校野球選手権千葉大会は24日、ZOZOマリンスタジアムで準決勝2試合がある。第1試合は春の選抜準優勝の習志野と4年連続の夏の甲子園出場を目指す木更津総合が対戦。第2試合はともにノーシードから勝ち上がった市原中央と八千代松陰が戦う。優勝旗を手にするのはどのチームか。4強のこれまでの戦いぶりや注目の選手を紹介する。(小木雄太、平井茂雄)

習志野

 春夏連続の甲子園出場と8年ぶりの大会制覇を狙う。タイプの違う4投手が先発し、飯塚脩人(しゅうと)君(3年)が救援して逃げ切るのが勝ちパターン。だが、準々決勝の成田戦は飯塚君が大会初先発した。140キロ超の速球を武器に7奪三振2失点で完投。先発投手の起用や継投のタイミングも注目だ。

 打線は角田勇斗君や桜井亨佑(こうすけ)君、高橋雅也君ら2年生が軸で、3人で計13打点とチーム得点の半分近くをたたきだす。下位の兼子将太朗君(3年)も7打点と好調だ。26犠打、12盗塁と足も絡めて相手を揺さぶる、しぶとい攻撃も健在だ。

木更津総合

 県勢初の4年連続夏の甲子園出場を狙う。ここまで5試合すべてを4点差以上で勝ち上がり、投打ともに安定感がある。

 全試合で2桁安打を放った打線は、好機にたたみかける。昨夏甲子園を経験した小池柊稀(しゅうき)主将(3年)や太田翔梧君(同)が引っ張り、1年生ながら上位打線の山中海斗君や2年で4番を打つ斎藤匠君も好調だ。

 エース右腕・篠木健太郎君(2年)は、切れのある速球とスライダーをテンポ良く投げ、計15回で無失点。今春まで背番号1だった根本太一君(3年)や左腕・吉鶴翔瑛(しょうえい)君(2年)も調子を上げている。

市原中央

 2年生が多い中、稲川昌樹主将(3年)を中心にまとまり、ノーシードから初の4強進出を果たした。

 チーム打率は4強トップで4割を超える。主に2番を打つ高田駿君(2年)は14打数9安打6打点とバットが振れており、永井雄大君(3年)も打率5割を誇る。計29犠打、13盗塁と小技に足も絡める。

 投手陣はともに2年生のエース入口翔太君と伊藤駿介君が中心で、内外角を突いた投球が持ち味。継投で的を絞らせない。5回戦の千葉学芸戦、準々決勝の市川戦と接戦を制した勢いで、初の頂点を狙う。

八千代松陰

 5試合で計2失点と4強の中では、最少失点で勝ち進んできた。エースの右横手・川和田悠太君(3年)は緩急をつけた投球が持ち味で、準々決勝の千葉明徳戦では被安打2で完封。左腕・広瀬健裕(けんすけ)君(同)も、3試合13回を投げて無失点に抑えている。計2失策と守備も安定している。

 4回戦の専大松戸戦で相手エースから放った2本塁打を含む、計5本塁打の打線も強力。打率5割で10打点の佐々木優君(同)や、2本塁打7打点の大竹隼平主将(同)らが引っ張る。21年ぶり2回目の栄冠を目指す。