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 歌舞伎界で、令和時代に一層の活躍が期待されるのが、20代後半から30代の役者たちだ。層の厚いこの世代の中でも、このところ、大役や挑戦の舞台が続いている、若手女形の中村梅枝(ばいし)と中村壱太郎(かずたろう)。7月、大阪松竹座に共に出演した東西の花形2人に、舞台にかける思いを聞いた。

 ――お二人でよく、芝居の話をされるそうですね

壱太郎 梅枝さんは、3歳年上の先輩でいらっしゃいますけれど、友人のように親しくさせて頂いています。僕が初めて演じる役を、梅枝さんが既になさっていることがあるので、その役について伺うことが多いですね。近しい仲で、お話ができるのはうれしいです。

梅枝 僕も壱(かず)君に意見を求めることがあるので、お互い様ですね。例えば義太夫狂言のなまり(アクセント)が「合っている?」とか。上方の方に聞くのが、一番早いですから。

壱太郎 祖父(坂田藤十郎)と片岡秀太郎のおじ様に習うことが多いですが、やはり、なまりは厳しく教えて頂いています。今の関西弁と、義太夫のなまりは違うので……。

 ――女形の道に進むことは、ご自分で決めたのですか

梅枝 女形の役を頂くことが多かったので、自然と。

壱太郎 僕もそうです。目指すのは祖父なので、いずれは立役(たちやく)(男役)も女形も、どちらもできるようになりたい。でも今は、前の月にやったことが、次の月に生きることが楽しいし、身になっていると感じますね。

梅枝 昔は、すごく立役をやりた…

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