【動画】青葉真司容疑者がガソリンの携行缶などを購入したとされる量販店近くの防犯カメラには、事件前日の17日昼前、台車を押しながら北上する青葉真司容疑者とみられる人物が映っていた
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 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで34人が死亡した放火殺人事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=とみられる男が事件前日の17日、荷物を載せた台車を押す姿が複数の防犯カメラに映っていた。いずれも量販店で台車や携行缶、バケツなどを購入した直後とみられ、赤いシャツにジーンズ姿で住宅街をゆっくり歩く姿が記録されていた。

 防犯カメラの映像は17日午前11時15分ごろに撮影されたもので、場所は青葉容疑者が携行缶や台車などを購入した京都府宇治市の量販店から北へ約650メートル離れた交差点近く。映像によると、赤いシャツとジーンズ姿の男が南から北へ歩く姿が映っていて、かばんを背負い、ガソリン携行缶の箱とみられる荷物を積んだ台車を右手で押しながら歩いている。台車には箱の上に、レジ袋に入ったバケツのような物が置かれているのが確認できる。近くで撮られた別の映像にも、特徴が同じ男が横断歩道の手前で立ち止まり、方向を確かめているような様子が記録されていた。

 この約3時間後の17日午後2時半ごろには、北へ約3キロ離れた宇治市木幡大瀬戸の京都アニメーション本社の近くで、同じ服装で台車を右手で押す男の姿を、住宅街の防犯カメラがとらえていた。

 京都府警もこうした映像や目撃を把握しており、青葉容疑者が事件前、台車や携行缶などを調達した後、本社などを下見したとみて調べている。