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 日産自動車は、不振が続く経営の立て直し策として、世界で1万人超の人員を削減する方針を固めた。5月に約4800人の削減策を発表していたが、規模を倍増させる。西川(さいかわ)広人社長兼CEO(最高経営責任者)が25日に発表する経営再建策に盛り込まれる見通し。

 日産は米国や欧州で販売が落ち込んでおり、2019年3月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年より4割減った。4月以降も苦戦が続いており、さらなるコスト削減が必要と判断した。

 稼働率が低い欧州やアジアの工場を中心に一部の生産ラインを休止し、期間工を含めた従業員の早期退職を募集する方針。

 また、採算が合わない車種などの削減も検討しており、経営の効率化を急ぐ考えだ。