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(24日、高校野球山梨大会 山梨学院5-4東海大甲府)

 5試合で39得点。決勝も強打で4年連続の甲子園を手にした山梨学院だが、吉田監督がポイントに挙げたのは「六回の守備」だ。

 1点を勝ち越され、なお1死満塁。ここで二遊間は前進せずに二塁での併殺を狙う守備隊形をとった。これが奏功し、二ゴロは遊撃手から一塁手にわたって併殺に。流れを引き戻し、直後の逆転につながった。

 昨年までのチームは練習の7割が打撃だった。だが、昨年8月から定期的に指導にあたる元横浜高部長の小倉清一郎さんの教えで、7割を守備練習にあてる。一回に先制2ランを放った二塁手の菅野は「守りで貢献できたことが本塁打と同じくらいうれしい」。この夏のチーム失策数は一つ。今年の山梨学院はひと味違う。(山口裕起)