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 韓国の成允模・産業通商資源相は24日、日本政府による対韓輸出規制をめぐり、日本政府が輸出先として信頼できる「ホワイト国」から韓国を除外する方針について、「不当な輸出規制強化だ」と強い遺憾を表明し、撤回を求める意見書を日本政府に提出したと発表した。

 韓国政府がこの問題で意見書を日本政府に出したのは初めて。韓国はジュネーブの世界貿易機関(WTO)で23日に始まった一般理事会で、規制強化は不当だと訴える方針で、この意見書に沿って主張を述べるとみられる。

 意見書では、日本が韓国の輸出統制が不十分だと主張していることに、「国際的な指針をすべて採り入れている」「分野別に専門性を持った機関で強力に運営している」などと反論。ホワイト国からの除外については、「世界の自由貿易に深刻で否定的な影響を与える」と撤回を求めた。

 成氏は、日韓が60年余りにわたって築いた共生の経済関係を壊すのは望まないと指摘。「未来志向の関係発展のため、いつでも対話の準備ができている」と強調した。(ソウル=神谷毅)