[PR]

(24日、高校野球石川大会 星稜2-1遊学館)

 遊学館の三塁側スタンド。最前列で野球部伝統の「踊り子」4人が白い手袋を着け、キレキレのダンスを披露していた。チャンスには身体で遊学館の「YUGK」を表現する。

 リーダーの鷲尾直哉君(3年)は、小学1年から野球を始めた。2010年に1年生ながら甲子園に出場した遊学館の小林恵大さんを球場で見て、憧れた。ただ、入部したもののレベルが高く、メンバー入りは難しかった。それなら応援で力になりたいと、1年の秋に踊り子に立候補した。

 開会式の前日、メンバー入りした3年生から色紙をもらった。「スタンドから一番声聞こえてる」「この夏もキレキレで踊って」とあった。「すごくうれしかった。今日もスタンドと選手一丸で戦います」

 星稜に1点差で惜しくも敗れたが、鷲尾君は九回裏の最後の攻撃まで、全力で踊りきった。(堀越理菜)