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(24日、高校野球和歌山大会 智弁和歌山10―0粉河)

 「1、2、今だ!」。四回表、四球で出塁した粉河の主将、堀内拓夢君(3年)は、二塁に向かって走り出した。「とにかく食らいついて1点をとっていこう」。そんな気持ちだった。盗塁に成功したが、その後打線はつながらず、得点できなかった。

 「相手は自信と力がみなぎっているように見えて、正直怖かった。やっぱり風格がありましたね」。捕手として見た景色を興奮気味に振り返った。この試合では4人の投手をリードした。「今の自分にできることを精いっぱいやった。色々見ることができて、楽しい試合でした」

 富樫大地監督は「とにかくよくできる主将。周囲からの信頼も厚く、指導者にならないかと声をかけたくらいです」と話す。

 堀内君は今後について、「平和を守る警察官になりたい。あと、まだまだ満足いかないチームの捕手陣を育てたいですね」。次のステージを見据え、目を輝かせた。(竹中美貴)