日韓対立で苦しむのは? 観光客減や不買運動、影響深刻

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北川慧一、女屋泰之、山下裕志
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 輸出規制の強化をきっかけに日本と韓国の対立が深まり、観光や小売りといった業界にも影を落とし始めた。日本企業は韓国での不買運動への対応に追われている。

 韓国・釜山まで高速船で3時間ほど。九州旅行を終え、福岡・博多港で帰りの船を待つ韓国人女性(20)は「日本の観光地は好きだけど、今回の対立で日本のことは嫌いになった」。

 一時は旅行をキャンセルしようかとも考えた。それでも、友人2人と2泊3日で大分の由布院温泉などをまわり、その写真をSNSに投稿したところ、友人から批判されたという。

 JTBが扱った7月以降の韓国からの個人の訪日客数は前年同月に比べて1割ほど減った。「政治的な影響が出始めたのではないか」と同社の広報は話す。日本政府が韓国への半導体関連素材などの輸出管理を強化すると発表したのは7月1日だ。

 日本政府観光局によると、昨年の訪日客数の24%にあたる753万人が韓国から。中国に次いで2番目に多い。訪日消費額でも韓国は13%の5881億円を占め、中国に続く2番目。ブレーキがかかれば、その影響は幅広い分野に及ぶ。

 博多―釜山を結ぶ高速船「ビ…

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