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患者を生きる・眠る「夜間頻尿」(5)

 夜間頻尿は、夜寝ている間、排尿のために1回以上起きてしまう状態をさす。2回以上になると、日常生活にも支障が出て、生活の質(QOL)が下がると指摘されている。

 睡眠はその代表例だ。夜間に睡眠が中断され、不眠などにつながる。「ただし、最近は単にQOLにかかわるというだけでなく、命にもかかわる問題としてとらえる重要性が指摘されている」と泉中央病院(仙台市)の中川晴夫(なかがわはるお)副院長(57)は話す。

 夜の排尿回数が増えると、骨折や転倒が増えるとの報告もある。暗いなかで移動することで転倒につながっている可能性がある。厚生労働省の調査では、「骨折・転倒」は介護が必要になった原因の1割ほどを占め、健康寿命にも大きく影響する。

 夜間頻尿の原因はいくつかある…

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