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 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで起きた放火殺人事件で、京都府警は25日、亡くなった34人全員の身元を特定した、と明らかにした。身元の公表については、遺族や京都アニメーション側とも協議しているという。

 府警によると、34人全員の司法解剖を23日までに終え、身元を特定するためのDNA型鑑定などを進めてきた。犠牲者は男性13人、女性21人で、いずれも京都アニメーション従業員の20~60代。半数以上が20~30代だった。

 府警は死因について、目視で遺体の状況を調べる検視の段階では、34人のうち28人が一酸化炭素中毒とみられると判断していた。その後、司法解剖を進めた結果、焼死26人、一酸化炭素中毒4人、窒息2人、全身やけど1人、不詳1人となっている。

 殺人などの容疑で逮捕状を取った職業不詳の青葉真司容疑者(41)は、全身にやけどを負い、なお重篤な状態。皮膚を移植して治療しているという。