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 東京福祉大系列の専門学校「保育・介護・ビジネス名古屋専門学校」(名古屋市中区)が定員を大幅に超える留学生を受け入れていた問題で、愛知県は25日、専門学校を運営する学校法人たちばな学園に対し、文書で是正を指導した。8月30日までに改善計画書を提出するよう求めている。

 同専門学校は、留学生対象の学科で2015年度から定員超過が続いており、今年度は定員(計640人)の7倍を超える計4739人を受け入れていた。

 県は6月に同専門学校の立ち入り調査などを実施。2015~18年度の在籍者数の3・8~6・6%が所在不明になっていたことや、定員超過に対応するため、県の認可を受けていない複数の建物で授業をしていたことがわかった。

 県は25日、定員超過が解消するまで新規入学生の受け入れを見合わせること、留学生の受け入れ態勢を改善して所在不明者を増やさないこと、学校法人の運営体制を見直すことなどを指導。一方で在校生を強制的に退学させるなど、不利益な扱いをしないよう強く求めた。

 たちばな学園は「県の指導をもとに、管理・運営の改革に取り組み、慎重に改善計画を作っていく」とコメントした。(井上昇)