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(25日、高校野球岡山大会 創志学園3―1岡山東商)

 五回に1点先行されても創志学園の西は笑顔を浮かべた。「自分が悔しい顔をすると周囲に影響する。反省はベンチに帰ってから、すればいい」。後続を打ち取ると、軽くグラブをたたいて喜んだ。

 「ずいぶん大人になった」と長沢監督も認めるエースの成長が、チーム全体の粘りも生み出す。七回にバント安打など3安打と2四球で逆転すると、八回は森末の一発で突き放した。その裏、西が右太ももをつるアクシデントもあったが、ベンチでストレッチをしてマウンドへ。この日の最速は149キロ。「球速より回転を意識した」という投球で12三振を奪って完投した。

 日本代表候補合宿で一緒になった大船渡の佐々木は一足先に決勝を迎えた。「甲子園で会いたい。投げ合いたいというより、打席に立ちたいですね」。試合後は温泉につかって疲れを取り、2日後の準決勝に備えるという。