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 東京都中野区は25日、JR中野駅前の複合施設「中野サンプラザ」の後継施設について、事業計画策定に向けた「基本的な考え方」を示した。3千~7千人規模を収容できる民営の多目的ホールを想定。「中野サンプラザのDNAを継承する」ために名称は残し、オフィスやホテル、住宅などを誘導したい考えだ。

 施設のコンセプトや規模、運営方法については民間の事業者が提案する形となるが、区は収益上の理由などから客席に段差のない平土間型ホール▽eスポーツといったスポーツエンターテインメントなどに対応できる設計――を想定。これまでと同じポピュラー音楽の公演を中心に行う多目的ホールにしたいという。

 区は今後、9月に事業計画の素案を公表し、パブリックコメントの実施などを経て来年1月に策定する予定。酒井直人区長はこの日の記者会見で「中野のシンボルとなる新たな文化・芸術などの発信拠点を作っていく」と話した。

 中野サンプラザをめぐっては、区は前区長時代に1万人を収容できるアリーナを整備する計画を立てた。だが、酒井直人区長は昨年6月に計画見直しを掲げて初当選した。(横川結香)