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 住宅を狙った侵入盗被害が12年連続で全国ワーストの愛知県で8月から、侵入盗に関する情報を提供した人に報奨金1万円を支払う制度が始まった。

 県警によると、報奨金の対象は県内で起きた住宅侵入盗に関する情報で、不審者や不審車両の目撃情報などを想定しているという。犯人の検挙に結びついた場合に、県や県警、住宅関連メーカーなどでつくる「県住宅防犯対策協議会」が支払う。期間は2日から今年度末まで。年度ごとに更新を検討する。

 県内では、犯罪に関する情報提供の報奨金制度が、2011年に自動販売機荒らし、15年に自動車関連窃盗について始まった。それぞれ22件、23件の支払い実績があるという。

 県警は、愛知県は道路網が整備され、犯行後に逃走しやすいことが被害が多い一因とみている。検挙だけでなく、住民の防犯意識の高まりも狙いという。県警生活安全総務課の担当者は「『地域の目』も、犯人を寄せ付けないようにする要素の一つ。これを機に関心を持っていただければ」と話す。