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 前韓国大統領の朴槿恵(パククネ)被告(67)側に韓国の情報機関・国家情報院が秘密資金を上納していた事件で、ソウル高裁は25日、横領の罪で朴被告に懲役5年、追徴金27億ウォン(約2億4千万円)の実刑判決を言い渡した。一審の同6年、同33億ウォンからは減刑された。朴被告は出廷を拒んでおり、この日も欠席した。

 判決によると、朴被告は2013~16年、歴代の国情院長3人から特殊活動費約33億ウォンを受け取った。一審で有罪とされた国庫損失罪には当たらないとして減刑となった。収賄罪も一審に続いて認められなかった。

 朴被告は、韓国最大の財閥サムスングループから巨額の賄賂を受け取った事件で、18年8月に懲役25年の二審判決を受けている。また、公職選挙法違反をめぐる事件で朴氏は控訴せず、二審で懲役2年が確定した。三つの裁判の懲役は計32年となっている。(ソウル=神谷毅)