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 第101回全国高校野球選手権岩手大会は25日に決勝があり、高校史上最速となる163キロを記録した大船渡の佐々木朗希投手(3年)は、故障を予防したいという監督の判断で登板しなかった。試合は大船渡が花巻東に2―12で敗れた。

 「出さない判断は当然で、最低限の健康配慮だ」。スポーツ評論家の玉木正之さんはこうみる。

 これまでにも、過度な負担がかかる投手を何人も見てきた。「これまでの流れを変えるのは難しいことなので、(登板回避は)評価している。肩を壊してでも投げるという姿に感動してはいけない。やっと歯止めがかかりそうだ」と話す。

 玉木さんによると、米国では州によって異なるが、高校生の公式戦で投球数制限の導入が進んでおり、連投はさせないという。佐々木投手は24日の準決勝に先発し、完封していた。

 玉木さんは「日本高校野球連盟は投球数制限を決めるのに、時間をかけ過ぎだ」と指摘する。