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 25日午後4時ごろ、小田急小田原線の相武台前駅(神奈川県座間市)で、箱根湯本発新宿行きの特急ロマンスカー(10両)に男性がはねられた。男性は死亡し、先頭車両の展望席の窓ガラスが飛び散るなどして3人がけがをした。

 小田急電鉄によると、車両が時速90キロ余りで相武台前駅を通過しようとした際、上り線のホームから飛び込んだ男性が展望ガラスの窓に衝突した。

 そのすぐ後ろにいた乗客1人のほか、はね飛ばされた男性がぶつかるなどしてホーム上にいた2人もけがをした。小田原線は相模大野―海老名の上下線で75分にわたって運転を見合わせるなどして、約2万1千人に影響が出た。

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 ロマンスカーの3両目に乗り合わせた男性は、朝日新聞の取材に「相武台前駅を通過する際に大きなクラクションが鳴るとともに大きな音があり、急停止した」と振り返った。

 事故後、先頭車両の乗客は全員2両目以降に移動させられたという。具合の悪さを訴えて消防隊のケアを受ける乗客もいたといい、「夫婦らしい方は身体にガラスを浴びており、ガラスを払っていた」という。