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 戦後まもなく始まった伝統の山岳耐久レース「第72回富士登山競走」(山梨県富士吉田市主催)が26日、同市の吉田口登山道であり、約4千人が5合目コース(標高差1480メートル、距離15キロ)に挑んだ。山頂コース(同3000メートル、21キロ)は台風の接近で天候悪化が予想されたため短縮され、5合目がゴールとなった。

 富士吉田市役所前をスタート。選手たちは霧がかかる登山道を駆け上がった。最も速かったのは男子が千葉県流山市の東京農大1年、山田雄喜さん(21)で1時間17分26秒。女子は埼玉県坂戸市の吉田香織さん(37)で1時間37分10秒だった。

 ゴールでは観客約200人が見守り、通常の登山なら5時間以上かかるコースを短時間で駆け上がった健脚に拍手を送っていた。(河合博司)