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 長崎県対馬市は25日、8月3、4日に開く「対馬厳原港まつり」に韓国から初めて参加する予定だった朝鮮通信使の復元船の来航中止が決まったと発表した。

 朝鮮通信使は、江戸時代に朝鮮王朝が派遣した外交使節団。昨年、韓国の国立海洋文化財研究所が木造の復元船を造り、港まつりで毎年行っている朝鮮通信使の行列に参加する予定だった。市によると、日韓関係の悪化を受けて釜山市が再検討した結果、来航が困難になったと電話で連絡があった。行列の参加者や国会議員ら、来訪予定だった120人の大半も参加をとりやめたという。

 対馬市の比田勝尚喜市長は「来航中止は非常に残念。国家間の問題が早期に解決することを望むばかりです」との談話を出した。市は、朝鮮通信使の行列は予定通り開催するとしている。