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 内戦が続くシリアで、反体制派の最後の大規模拠点・北西部イドリブ県周辺へのアサド政権軍と支援するロシア軍の激しい爆撃が3カ月続いている。犠牲になった市民は400人を超えたが、反体制派の後ろ盾のはずのトルコの動きは鈍い。

 25日午前、小学校教師のムハンマド・ハリドさん(41)がイドリブ県に隣接するアレッポ県西部アタレブで、同僚と一緒に子どもたちと公営だったプールで泳いでいると、大音響とともに地面が揺れ、砂ぼこりが舞った。爆弾が近くの農地に落ち、2人が死亡した。

 プールはパニックに陥った。ハリドさんらは子どもたちを引き上げ、身を隠すために近くの林に逃げ込んだ。30分ほど様子をうかがい、迎えに来た車で逃げている最中も、あたりには軍用機の音が響き、いつ狙われるかと思うと生きた心地がしなかったという。

 水泳教室は、絶え間ない空爆にさらされる子どもたちのストレスを少しでも解消しようと教師仲間で思い立ったものだった。4月末にアサド政権側の攻撃が激しくなって間もなく、アタレブに避難してきたというハリドさんは25日夕、朝日新聞の電話取材に「ぜいたくは言わない。ほしいのは安全だけ」と話した。

■子ども、多数が…

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