[PR]

 中国電力が計画する上関原発建設予定地(山口県上関町)の公有水面埋め立て免許を3年6カ月延長する申請について、山口県は26日、許可した。中国電力に対し、原発本体の着工時期の見通しがつくまでは埋め立て工事に入らぬよう求める要請書も手渡した。

 中国電力は延長申請の際、埋め立て工事3年間に加え、工事海域での活断層の有無を調べるボーリング調査に6カ月間が必要としていた。県は、ボーリング調査を実施していないことは埋め立て工事ができない合理的な理由にあたるほか、国の重要電源開発地点に指定され、土地需要も引き続きあると判断した。

 この日午前、県庁で許可書を受け取った中国電力の平野正樹副社長は「電力の安定供給や地球環境の解決を考えると、上関原発の必要性は今まで以上に増していく」と話した。(金子和史)