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 建物の老朽化などで昨年3月末に休館した鉄道資料の展示施設「福知山鉄道館ポッポランド」(京都府福知山市)の新施設の建設や運営に役立ててほしいと、個人から市に2億円が寄付されることになった。26日の会見で大橋一夫市長が発表した。寄付をする人の意向で現段階では氏名を明らかにしていないが、12月に寄付を受けた際には公表するという。

 市によると、8日に寄付目録を受理。「再建が行き詰まっていると知り、せっかくの文化的価値が失われるのは惜しいと考え、寄付の意思を固めた」という。

 大橋市長は「寄付者の意向を尊重し、建設に向け検討する」と話した。今年度内に施設の配置や規模、展示内容を決定し、来年度以降に設計などを始める。

 ポッポランドをめぐっては市民らが加わった検討委員会が昨年12月、施設を分散移転した上で「公設民営」で運営することなどを盛り込んだ提言書を大橋市長に提出した。市はこの提言も今後の参考にする意向だ。(横山健彦)