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 70年間にわたって薩摩半島西岸部を走り、今年で廃止から35年になる「南薩線」を回顧する展示会が鹿児島県日置市日吉町の日置郵便局で開かれている。南薩線の記憶が風化しないようにと、同町出身の安藤恵人(しげひと)さん(62)=鹿児島市西陵3丁目=が代表世話人を務める南薩線愛好会(7人)が「令和にも語り継ぐきっかけに」と企画した。9日まで。

 「南薩線」は、私鉄の南薩鉄道が1914(大正3)年4月に開業した伊集院(現日置市)―伊作(同)間が始まり。次々に開通区間を伸ばし、枕崎市まで最長49・6キロを運行し、知覧と万世に支線もあった。64年に経営体が代わり、鹿児島交通南薩線として再スタートしたが、利用客数の低迷や豪雨被害が重なり、84(昭和59)年3月17日を最後に廃止された。

 会場にはモノクロとカラーの写真約70点が並び、車体の両端が丸みを帯びた独特のフォルムでオレンジ色のキハ100型ディーゼルカーが特に存在感を示している。地元では「赤いディーゼルカー」「マッチ箱列車」と呼ばれたといい、素朴な駅舎のたたずまいや駅員、乗客の生き生きとした表情も印象的だ。

 南薩線の歴史や路線図、廃止を…

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