ワシントン=園田耕司
北朝鮮が25日に発射した短距離弾道ミサイルについて、トランプ米大統領は26日、ホワイトハウスで記者団に対し「短距離ミサイルであり、多くの人たちがこれらのミサイルを保有している」と述べ、問題視しない考えを改めて示した。
トランプ氏は北朝鮮が韓国への警告だと主張している点を念頭に、「彼(金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長)は米国への警告とは言っていない」と強調。米国にとって韓国への警告は無関係との認識を示し、発射されたミサイルは「とても標準的なミサイルだ」と主張した。
トランプ米大統領は25日の米FOXニュースのインタビューでも、「北朝鮮は小さなもの以外はミサイル発射実験をしていない」と指摘。自ら掲げる「米国第一主義」の立場からは、米本土に直接の脅威とならない以上、重視しない考えをもつためとみられる。(ワシントン=園田耕司)
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朝日新聞国際報道部