[PR]

 三陸鉄道が企画したリアス線の「縦断夜行列車」が28日朝、久慈駅に到着した。NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地、普代村の大沢橋梁(きょうりょう)では名場面を再現すべく、住民らが明け方から出て、大漁旗を振って歓迎した。

 「三陸防災復興プロジェクト」の一環として初の企画。20~21日の1回目に続き、今回は約50人が参加。27日夜に大船渡市の盛駅を出発し、地元の食材などを味わいながら、163キロの夜の旅を楽しんだ。

 空が白み始めた午前4時ごろ、大沢橋梁下の浜では地元の前川正樹さん(34)ら住民7人が約30メートル上の橋上に止まった列車に向かって大漁旗を振った。車内の明かりで、手を振る乗客の姿も見えた。前川さんは「リアス線が1本で結ばれたからこそ来てもらえた。こんな時間に列車が走ることもないので楽しんでもらえたと思う」と話した。(大久保泰)