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(28日、高校野球京都大会 立命館宇治3―2京都国際)

 過去20年、昨年を含めて6度の準優勝がある立命館宇治が劇的に壁を破った。スタメンに2年生が5人も並ぶチームだが、試合を決めたのは3年生。九回2死二塁から3番上田が左越えにサヨナラ打を放った。

 上田は昨年の決勝にも出ていた選手だ。龍谷大平安に0―11で敗れ、里井監督から「相手の歓喜の輪を見ておけ」と言われた。上田は1年前を振り返り「あの時は悔しすぎて泣けなかった。今日のサヨナラの打席はどんな球でも食らいつこうと思った」と話した。

 準々決勝は福知山成美、準決勝では龍谷大平安の選抜出場校を連破。この日も序盤に2点を先行されたが、八、九回で逆転した。里井監督は「内心は苦しかった。あきらめなかった選手たちに感謝したい」と感涙にむせんだ。(伊藤雅哉