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 所属芸人が詐欺グループの宴会に出席して金銭を受け取るなどしていた一連の「闇営業」問題で、吉本興業の岡本昭彦社長(52)が開いた謝罪会見について、28日に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志さん(55)は「僕も頑張って社長会見までお膳立てというか、それなりのいい感じのトスをあげれた」とし、それを後ろに打った身ぶりをした上で、「0点でした」と話した。

 また、日本テレビ系の朝の情報番組「スッキリ」で司会の加藤浩次さん(50)が「今の社長、会長(吉本興業ホールディングスの大崎洋会長)の体制が続くなら吉本興業をやめる」などと話していた件については、松本さんは加藤さんに「思っていることを好きに話して」と電話で話しているとした上で、「ただ、加藤には山本(圭壱さん)がいて、俺には浜田(雅功さん)がいて、相方は特別な存在やから、そのふたりを無視した発言をしてしまったことは、あまりよろしくなかった」と述べた。

 「ワイドナショー」MCを務める東野幸治さん(51)は、会見の感想を問われ「本当にひっくり返って、いったんテレビ消しました」と答えた。会見で明らかにされた、吉本興業が関わったイベントのスポンサーに反社会的勢力の関連企業が関わっていた点について、芸人らに「闇営業」の仕事を仲介していたお笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也さん(42)と芸人の関係と「たいして構図が変わらない」と指摘。「芸人たちの謹慎と、岡本社長と大崎会長50%減俸、やったことと、罰がイコールなのか考えてほしい」と述べた。

 松本さんは、今後の吉本に対し、「会社が悪いことやっているなら、ちゃんと明確に(すべきだ)。それをしないのだったら、芸人全員連れて(吉本を)出ますわ」と述べる場面もあった。

 前回21日の「ワイドナショー」は、詐欺グループの宴会に参加しながら当初は金銭を受け取っていないとうそをついていた宮迫博之さん(49)と田村亮さん(47)が20日、自主的に開いた謝罪会見を受け、急きょ生放送に。松本さんは「僕の知らなかったことが多すぎて、だまされた気になった。吉本興業がこのままでは壊れていくという危機感を持った」とコメントしていた。岡本社長や大崎会長(66)と、今後の対応について協議したことも明かしていた。番組中盤では岡本社長がVTRで出演し、謝罪。翌22日に謝罪会見を開いた。

 岡本社長は会見で、「闇営業」問題について謝罪する一方、宮迫さんらとの話し合いの場で「お前らテープ回してないやろうな」と発言したことについて「冗談だった」などと説明し、批判を受けていた。会見は質問と答えがかみ合わないことが多く、5時間を超えた。自身の辞任については否定し、大崎会長とともに1年間減俸50%にするとしていた。(西村綾華)