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 15年ぶりか初優勝か。広島大会は29日、マツダスタジアム(広島市南区)で決勝を迎える。2004年以来の頂点を目指す広島商と、初めての栄冠に王手をかけた尾道の対戦。甲子園への切符を手にするのはどちらになるのか。大会を振り返りながら見どころを探る。

 広島商はチーム打率3割6分1厘、39得点の高い打力を生かして勝ち進んできた。特に1、2番を打つ天井と北田がともに打率5割を超えており、試合を優位に進めてきた。倉本と中岡の両右腕は防御率1点台。さらにチームの失策は二つで、守備にも隙がない。

 尾道はエース井上の快投でノーシードから勝ち上がった。5試合で44回を投げ、わずか4失点。4番打者としても打率4割5分の活躍だ。チーム打率は2割9分と広島商よりは低いものの、チームの盗塁数は20。関をはじめとする高い機動力も光る。

 両校は、昨夏の広島大会準々決勝、今春の県大会3回戦でも対戦し、いずれも広島商が勝利した。しかし今夏は力が均衡しており、終盤まで投手戦になる可能性も。好機を逃さず、着実に打線をつなげられるかが勝負の鍵となりそうだ。(高橋俊成)