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(28日、高校野球宮城大会 仙台育英15―10東北)

 「いよっしゃあーっ!」

 仙台育英の応援団長、斎田大空君(3年)は追加点が入る度、一塁側スタンドで人一倍声を張り上げた。

 秋の大会では中堅手としてベンチ入りし、先発ではなかったがグラウンドにも立った。しかし、春に練習で左ひざをけがしてしまい、志願して応援団長になった。

 「俺のユニホームで戦ってくれないか」。夏の宮城大会前に、同じ中堅手の水岡蓮君(3年)に頼んだ。「お前の思いを背負ってプレーするよ」と水岡君は応じ、斎田君のユニホームに背番号8をつけ、この日は4打数3安打の活躍だった。

 斎田君は「あいつなら打ってくれると思ってた。ウルッときました」とはにかんだ。(山本逸生)