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 愛知県の大村秀章知事は29日、レスリング女子で五輪3連覇を果たし、1月に現役を引退した吉田沙保里さん(36)に県民栄誉賞を贈ると発表した。吉田さんは2012年に国民栄誉賞を受賞。出身地の三重県でも県民栄誉賞や県民特別栄誉賞、新設の県民栄誉特別功労賞を受賞している。

 吉田さんは愛知県大府市の中京女子大(現・至学館大)を卒業し、その後もここを練習拠点として、2004年アテネ、08年北京、12年ロンドンの五輪3大会のレスリング女子55キロ級で金メダルを獲得した。五輪と世界選手権を16大会連続で制し、「霊長類最強女子」とも称された。

 記者会見で大村氏は「愛知県、日本中に勇気と感動を与えてくれた。東京五輪開幕まであと1年で、これからも日本代表のコーチとして次世代の選手の活躍を支え、夢と希望を与え続けて欲しい」と語った。

 愛知県県民栄誉賞の受賞は、17年の浅田真央さん、18年の星野仙一さんに続いて3人目となる。吉田さんには記念品として、16大会連続金メダルをイメージしたノリタケ製の特注プレートとスプーン、フォークが贈られる。(岩尾真宏)