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 横浜市営地下鉄ブルーラインで6月に起きた脱線事故で、保守作業員が線路に置き忘れた器具は、警報機などの動作を確認するこの日の点検では線路にかぶせる必要がなかったことが新たにわかった。それらを取り決めた作業手順書が作られておらず、ルールがあいまいなまま、作業員が慣例的に実施していた。

 市交通局が29日に公表した事故調査委員会(委員長・城博俊交通局長)の報告書で明らかになった。

 事故は6月6日早朝に発生。下飯田駅(泉区)を発車した列車が約130メートル先で、線路上の「横取り装置」と呼ばれる器具に乗り上げ脱線した。約120人の乗客にけがはなかったが、報告書は「少しでも状況が変わっていたら、死傷者が多数発生してもおかしくない、重大かつ深刻な事故」だったと指摘した。

 事故原因は、同日未明の点検後…

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