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 近畿大学などの研究チームは31日、治療が難しい肝臓がんについて、抗がん剤でがんを小さくした後に、残ったがん細胞に栄養を運ぶ血管を塞いで「兵糧攻め」にする方法で、患者の生存期間を延ばす効果が確認された、と発表した。臨床研究結果をまとめた論文が、スイスの専門誌「Cancers」に掲載された。

 臨床研究の対象は、腫瘍(しゅよう)がたくさんあったり、大きかったりする肝がん。こうした肝がんの治療法に、カテーテルを使って抗がん剤とスポンジのような物質を入れて血管を塞ぎ、がん細胞への栄養を断つ方法がある。

 ただ、この方法では、正常な細胞も死んで肝機能が低下するうえ、がん再発も多かった。そこで、従来の「兵糧攻め」治療をする前に、がんが血管を新しく作るのを邪魔する働きがある「レンバチニブ」という抗がん剤を使い、がんを小さくしてから、血管を塞ぐ治療をした。

 すると、生存期間の中央値は従…

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