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 被害者や加害者になるのは、あなたかもしれない。飲酒運転の死亡事故が、愛知県内で続いている。酒を飲む機会が増える7~8月は例年、飲酒運転の死亡事故が増える。近年、死亡事故の総数は減っているが、死亡者の約3割は巻き込まれた人の死が占めている。

 「ふと振り向いたときに、横にいないのが悲しい」。名古屋市名東区の鈴木哲也さん(52)の妻・芳子さん(61)は7月9日、飲酒運転事故の被害者となり、命を落とした。

 新聞販売所に勤める芳子さんは毎朝3時半には原付きバイクで朝刊を配りに出ていた。この日、自宅で寝ていた哲也さんは電話で事故の連絡を受け、病院に駆けつけた。横たわる芳子さんに大きな傷は見当たらなかったが、頭を強打していた。治療の余地はなく、午前6時38分に脳挫傷で息を引き取った。

 現場は、自宅から約200メートルの住宅街にある直線道路。愛知署によると、午前4時過ぎ、芳子さんのバイクに中央線を越えた乗用車が突っ込んだとみられる。運転手の男(54)と同乗の男(44)の呼気からはアルコールが検出された。同県瀬戸市で少なくとも2軒の居酒屋をはしごし、さらに名古屋市天白区の店で飲んでいたという。

 芳子さんは結婚後から、新聞配達を30年近く続けてきた。哲也さんは今年に入り、楽をしてもらおうと「やめたら?」と尋ねたことがあった。芳子さんは「やりたい」。仕事でできた友達との旅行や女子会が大好きだったという。

 明るくて天真らんまんだった芳…

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