[PR]

 授業をボイコットして地球温暖化を食い止めるための行動を大人たちに迫る「学校ストライキ」を最初に始めたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさん(16)が29日、ソーラーパネル付きのヨットで大西洋を横断すると発表した。9月に米ニューヨークの国連本部で開かれる気候サミットに出席するという。

 フェイスブックへの投稿によると、グレタさんは8月中旬に英国を出発。レース用のヨットに乗り、直線距離で約5千キロ離れたニューヨークを目指す。12月にチリの首都サンティアゴである国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)にも参加するという。

 グレタさんは大量の温室効果ガスを排出する飛行機には乗らないと公言。今回の航海では、太陽光や水流を使った発電により、温室効果ガスの排出ゼロが可能になるという。

 昨夏にグレタさんが始めた学校ストライキは各国に広がり、毎週金曜日に実施されている。今年3月には、125カ国の150万人以上が参加した。

 投稿では「若者の声を聞いてくれていたか、ニューヨークとサンティアゴでわかります。長く厳しい旅になるけど、米州、世界の多くの他の若者たちと一緒に、私もそこにいるつもりです」としている。(ニューヨーク=藤原学思)