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 東京都は31日から都営地下鉄大江戸線の一部の車両に、「子育て応援スペース」を導入する。優先席の壁をアニメ「きかんしゃトーマス」で装飾し、子ども部屋のような空間を作った。58編成のうち、まずは3編成で試行し、利用者の反応をみながら今後の方針を決めるという。

 30日には、小池百合子・東京都知事が視察。「子育ても仕事もしやすい東京をつくっていきたい」と語った。

 視察には、「子育て応援車両」の設置を要望してきた市民団体も参加。平本沙織さん(34)は以前、長男をベビーカーに乗せて通勤していた。肩身の狭い思いをしたことをツイッターでつぶやくと、「満員電車に乗るのは非常識」などと批判が殺到。市民団体をつくってアンケートをしたところ、「危険な思いをした」「タクシーを利用せざるを得なかった」といった声が寄せられたという。

 平本さんは「子連れでも乗りやすい電車ができた。子どもも楽しく過ごせます」と話した。(西村奈緒美)